Focus Diary 015 K・I・S・E・K・I

K・I・S・E・K・I

北総公団線　印西牧の原〜印旛日医大前

以前からこのポイントがあるのは知っていました。
でもなかなか見つからず、別のところで撮影を繰り返していた北総公団線の富士山ポイント。
成田臨の撮影を布佐で終えたこの日、ふと「今日は天気もいいし、何より近いし、ちょっと寄ってみるか」と自宅への帰路についていた私は踵を返しいつもの撮影地で。

現地へ着いてみると昼過ぎには全く見えなかった富士山が雲一つなく夕日を浴びてます。
何度か来てますがこれは初めてのこと。ｵｵｰw(*ﾟoﾟ*)w

しかし残念なことにセッティングする間もなくAE形のスカイライナーは高速で通過、内心がっかりも「まあ、こんなものか」と撮影を続けると隣にいたおばちゃん（失礼！）が声をかけてきました。
幾つか交わした会話の中に聞き逃せない一言が。(ﾟｰﾟ*?)ｵﾖ?

「○○の陸橋のほうが大きく見えるよ」

じゃ、じゃあ、そっちへ！ﾋﾟｭｰｯ!≡≡≡ﾍ(*ﾟ∇ﾟ)ﾉ

完全な日没まで時間はありません。

向かった先で見えたのは…私自身、何度もネット上で見たあの光景！

あのおばちゃん、女神やったんか！？(ﾟ-ﾟ;)ヾ(-_-;) ｵｲｵｲ...

あわててセッティングしますが線路にはほぼ光はなく、普通列車ですら高速で走る同線の撮影は難しい状態。<(　´ ⌒｀)ゞﾏｲｯﾀﾅｧ･･･

そんなギリギリの状態で見えたのは…スカイライナー！

内心、先ほど通過してしまったから今日はもう撮れないかな、とがっかりしておりました。とは言っても高速で駆け抜けるスカイライナー、最悪の場合、被写体が流れる覚悟で…と待っていてもなかなか近づいてきません。どうやら信号で速度を落としているようです。先ほどまでの列車ではなかったことですから、おそらく偶然に起きたことなのでしょう。
慌ててシャッタースピードなどを調整、無事写し止めることができました。

それにしても富士山。どんな貴重な車両を写しても滅多にないのですが、美しい富士山の撮影後には震えが起きます。やはりこの山は人を惹きつける何かを持っているのでしょう。

ちなみに右端に写っているのは東京スカイツリー。
撮影中には全く気付かず、帰宅後パソコンで開いて初めて知った時には思わず嫁を呼びましたw

これまでに何度トライしても晴れなかった軌跡
その雲が抜けた奇跡
おば…いや、女神に会えた奇跡
スカイライナーが低速でやってきた奇跡
たまたま決めたアングルにスカイツリーが写りこんでくれた奇跡

今年の運は全て使い切ってしまったのでしょうか。Σ＼(￣ｰ￣;)ﾅﾝﾃﾞﾔﾈﾝ

ちなみにこれまではずっとこの位置で撮影してました。

本題のポイントから５００mくらいは富士山寄り。

でもちっちゃく見えちゃうから不思議です。

まあ、山頂しか見えないからなんですけど。