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2017年1月13日金曜日

大々吉!? 〜烏山線 キハ40祭り撮影記〜

新年初撮り!

遅ればせながらあけましておめでとうございます。ヨロシクオネガイシマス(ツ _ _)ツ))
今年も色々な列車に乗り、撮り、そして呑んで、食べていきたいと思います。

そんな新年1発目の撮影、例年ならば撮り初めは成田への初詣列車(通称 成田臨)となるのですが、今年は少し様相が違います。(*'ω'*)......ん?

降り立ったのは宇都宮駅。そうです、今年最初の撮影はタイトル通り烏山線を選択。以前からも宇都宮を通る度に「今度こそは」と思っていたのですが、ついにこの烏山線を走る国鉄型キハ40の撤退が発表されました。まあ、後継の蓄電池型電車「ACCUM」も導入されていて、この発表は時間の問題と言われてきましたからね…なあんて悠長な事は言ってられません。3月の改正は目と鼻の先、早々と烏山線行きを決めました。

さて、この烏山線のキハ40。実は塗装に3種類のラインナップがありまして、何が当たるかは運次第。ちなみに例年ね成田臨に入る189系よろしくおみくじに例えれば…

大吉…タラコ
中吉…国鉄色
小吉…烏山色

と勝手な物言いですが、この日、宇都宮駅へ入ってきたのは…

烏山色のカラカラでぇす。ヾ(;´▽`A``アセアセ
いや、まあハズレではないんですけど、昔ながらの装いを見てみたかったな、と。(ちなみにこのあと宝積寺でタラコ+国鉄色 略してタラ国とすれ違います)

そんな烏山色に揺られ青空広がる山間を行きます。


そして降りたのは今日の目的地、滝駅。そこで目にしたのは…

ACCUMがキハ40に変わる?日付は書いてませんがどうやらこの日も代走の模様…Σ(゚д゚;) ヌオォ!?

キハ撮り放題じゃあん!
(てか、それがわかってたなら午前中は四季島の撮影に行けたのにね…)
これによりこの日撮れるキハは予定の2往復から4往復に倍増。これなら予定外の場所でも撮れるかな、と皮算用。(o ̄ー ̄o) ムフフ
とりあえず今乗ってきたカラカラの上りを撮るために滝駅近くの築堤へ向かいます。
冷たい風が吹く枯れ田の中、踏切が鳴ります。

後追いですがカラカラが撮れましたあ!ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ !!

と、ここでのんびりしてる場合ではありません。このあと20分ほどで下り列車が来ます。所定ではACCUMですが恐らくキハ…しかも今日最初にすれ違った
タラ国…ここは予定外でしたが滝駅すぐ脇の踏切から面縦を狙います。

フレームアウトしたあ…( ̄Д ̄;) ガーン
左の障害物に気を取られるあまり基本的なミスを犯してしまいました…情け無い…。
やはり折角の日本の原野景が残る烏山線。その雰囲気も存分に入れて撮りましょう、という逃げ?から上りのタラ国は先程の築堤に戻ります。

少しブッシュと背後の家が気になりますが…

振り返りざまに後追いも。

無難にタラ国も撮れました!わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
そしてこの20分後には先程のカラカラが帰ってきます。なんだか忙しくなったなあ…。

今度は背後の山や枯れ田を多く入れて冬の様相で。

ここで同じ撮影ポイントが続きましたのでポジションチェンジ。
滝駅の名前の由来にもなった龍門の瀧へ向かいます。


龍門の瀧は滝駅から徒歩5分くらい。本来は豊富な水量が魅力らしいのですが…ここしばらくまとまった雨がないせいか少しさびしいところです。まあ、しかし滝へ来たからには一度はと考えていたポイント、なるべく瀧のボリュームを削らないように工夫します。そして最初の通過は上りのカラカラ。

ん〜、やっぱり絵になります。まるで瀧の上を走る様な光景。これは是非とも次の下り「タラ国」で押さえておきたいところ。しかし徐々に陽が落ち始め滝壺は少しずつ暗くなってきます。そこでもう少し上に重点を置いて、タラ国がなるべく2両とも入る様に…

ん、こんなもんでしよ。(*`д´)b OK!

さすがに全部で3往復分のキハを撮っているとお腹いっぱい。少し撮り方を変えたいところですが、ここで気になったのが今迄撮影していた築堤の奥にある山。次のタラ国が返ってくるまで1時間。陽はギリギリもってくれそうな気もしますし…かと言ってその次のカラカラに下山が間に合うかというと疑問ですが…行っちゃいましょう!ρ(⌒-⌒。)ノ イッテミヨー♪

農家の合間を抜け細道が山に続きますが

途中からは完璧な獣道。しかも木やら草やらの背丈が高く全く抜けないジタバタ (((o(><;)(;><)o))) ジタバタ
あれ…失敗したかな…と登り始めて30分。

これくらいは抜けました。
これならなんとかなるかしら。
陽はもつのか、祈る様な気持ちで待ちます。八(^□^*) タノム!!そして滝駅の踏切が鳴り…


冬の山あいらしい光景の中を国鉄色の2両が行く。やっぱり日本て広いんだなあ…こんなに近いと思ってたところなのに(*゚‐゚)…とポツリ…
などと言ってる場合ではありません。次のカラカラが来るのは30分後。急いで戻らにゃ!
戻る?
右?アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ
左?アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ
え?
全然わかんねえ…。オロ(;゚Д゚)ノヽ(д゚;)ノヽ(゚ )ノヽ( ゚)ノヽ(;゚д)ノヽ(゚Д゚;)オロ
そうなんです、この時、来た道を完全に失念していました。いや、失念というよりはあまりにやぶが深い上に山陰にあるこの場所には陽が届かなくなり見えづらくなっていたんです。
とりあえず重力に従って下りますが足元はとられ、草木は体に巻きつき、結構なピンチ。ここで思い切ってやぶの中にダイブ!すると目の前に土砂崩れ防止の柵が。あ、開けた…。ほっとしました。身の丈より高いやぶの中をウロウロ…やはり無計画はダメですね。
ここから慌てて撮影ポイントを目指しますが目の前で踏切が鳴り…そして太陽も大分隠れてしまい…諦めてこの列車に乗ることに。山あいで陰が出来やすいので、こちらの予想よりも条件がどんどん悪くなっていましたが仕方ありません。
飛び乗った列車は烏山行き。

終点の烏山には一駅で到着。



今日は動いていませんがACCUMの充電設備があります。

ちょろっと見学して折り返しの宇都宮行きへ。この日の撮影はこれで終了です。
…となると、これからは今年初の反省会!
宇都宮とくりゃあ、やはり前回はふられたココ。。。



朝から何も食べてません。座るや否やビールに焼きと水餃子!ヾ(@⌒¬⌒@)ノ ウマ
この日は行列も短く15分待ちくらいで入れましたが…次回はまた違う店にも行ってみたいですね。

今年もいい写真といい酒、うまいもんに出会えますように。

2016年8月19日金曜日

夏の18きっぷ旅 〜583系快速あいづ撮影記〜

あの時、撮れなかった「赤あいづ」を今…

8/16
タイトルにも書いた通り、今回は磐越西線での583系撮影記です。が、実は出発してから磐越西線行きを決めました。いくつか理由があるのですが、非常に迷いまして…(~ヘ~;)ウーン
まずは台風が近づいているとのことで美しい磐越西線を走る583系をうまくとらえられないという心配。
そして記憶に新しい6月の磐越西線485系撮影、さらには昨年9月も磐越西線で撮影。そう、この1年で3回目の撮影となってしまうのです。さすがにマンネリ化するのでは…という心配。
さらに今回は使用する切符が「青春18きっぷ」。

つまり在来線しか乗れないのですが、在来線のみで磐越西線を目指すと今回の快速あいづの往路には間に合わないのです( ̄ω ̄;)間に合わない… せっかく磐越西線まで来て撮影チャンスが1回とは…そこで少し調べてみると東北本線の那須塩原から郡山の区間だけ新幹線を使うことで「快速あいづ」に間に合うことがわかりました。しかし18きっぷのメリットはやはりその価格。そこにわざわざプラスしてまで行くのは馬鹿げているのでは?それに青春18きっぷならどこでも行ける。ならば普段から気になっているものの、なかなか行く機会のない場所へ行ってみてはどうか、実際出発してしばらくは他の場所へ乗り鉄を楽しむ旅に出るつもりでした。なのでいつも持ち歩く三脚やトレッキングシューズはありません \( ̄^ ̄)/ 腰!!

ところが始発列車に乗り込み、色々な情報を精査して見ると…これはいけるんじゃないか…という思いが湧き始めます。

そして気付いた時には…

餃子の街 宇都宮。
上野から順調に郡山を目指しておりました。ここからさらに北上ですが目の前には



なんとも味のあるディーゼルカー。これは烏山線の車両で先頭は烏山線塗装、後方は国鉄一般色「風」になっています。しかし烏山線はこのディーゼルカーだけではなく蓄電池車両がデビューしており、近い将来に完全な置き換えも予想されます。ここも一度は撮りに行ってみたいところ…( ´・ω・`)σ行きたい…

今日のところはお向かいの黒磯行きに乗り込みますC= C= C= ┌(;・_・)┘トコトコ



そして黒磯のひとつ手前、那須塩原で下車。

そう、冒頭に書いた通り、ここから郡山までは新幹線を利用します。C= C= C= ┌(;・_・)┘トコトコ

「あっ」…と言う間に郡山。
さすがに新幹線、速いです。

ここからはすっかりおなじみ磐越西線に乗り換え。C= C= C= ┌(;・_・)┘トコトコ
前回の485系撮影の時はサミット手前の磐梯熱海や中山宿で撮影しましたが、今回はできることなら磐梯山と共に撮りたいところ。狙いは会津若松にほど近い磐梯町に絞りました。
…が、猪苗代が近づくと姿を見せたのは…

立派な磐梯山の姿!
ヽ(゚∇゚(゚∇゚(゚∇゚o(゚∇゚)o゚∇゚)゚∇゚)゚∇゚)ノ
これは素晴らしい!
ここで一瞬頭をよぎったのが
「磐梯町まで行っても、この素晴らしい磐梯山が見られるのか?…c(゚^ ゚ ;)ウーン
磐越西線は大きく曲線を描きながら磐梯山の麓を走るため、見る角度によって雲のかかり方が変わってくるのです。せっかくの好条件をみすみす見逃せるのか…て慌てて猪苗代で下車します。


慌てて降りたもののアテがないわけではありません。ただ行ったことがないポイントなので一か八かにはかわりありません。
そんな私の目の前に広がった景色は…

完璧な磐梯山…という表現はどこかおかしいですね…何れにしても青空の下、雄大な姿を見せてるじゃありませんか!(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・
「見たか、気象庁!」心の中で大きくガッツポーズしました。さて、あとは構図です。車両が小さくなるのを覚悟で側面から。しかしあまり小さくてももったいないし、少しは前面も出したい。練習電も来ない中早速本場を迎えます。踏切が鳴りカメラを構えます。そう、今回は三脚がないことから別の緊張感が襲います。

猪苗代〜翁島(後追い)

晴天下の磐梯山バックで583系が撮れました!\(*T▽T*)/ワーイ♪
後追い気味に、少し前面を出してみましたが、やはり少し小さすぎるかな。みなさんが半逆光気味の中を正面から撮っているのに私は捻くれた構図で…まあ、自分らしいかなあ…
しかし復路の583系はしっかりと正面から抑えたいところです。
まずは猪苗代駅へ戻ります。


ここからは快速電車に乗り継いで…

喜多方へ。
そして…

腹ごしらえ!
せっかくの夏休み、撮影だけじゃもったいないですからね。しっかり喜多方ラーメンを堪能。あまりの暑さについ一杯付けちゃったり。( ̄▽ ̄)=3 プハァー

さて改めての後半戦は是非とも行ってみたい撮影地へ。それは磐梯町駅から徒歩40分弱、磐梯山バックの撮影地で有名な滝ノ原。実は往路の撮影が終わって喜多方へ向かう際に撮影地を車内から覗いてみたのですが既に20人以上が待ち構えている状態。それでもキャパはだいぶ広そうで、これなら100人以上も大丈夫そうということで決定!一路磐梯町を目指します。


磐梯町駅は昨年9月にも撮影で下車。今日の撮影地はさらに遠くにあります。スタタタタタッ((((((((((; ̄ー ̄)ノノ

駅からポイントまで歩いていても磐梯山がよく見えます。
ちょっと雲が気になりますが…

そして息を切らせながら着いた撮影地、滝ノ原。さすが名所です。予想通り既に100人以上の撮影者が並んでいますが、線路から少し離れたところなら余裕で確保できます。

それより山頂方面の雲が気になります。太陽も雲に隠されてしまったようです…。( ̄Д ̄;) ガーン

あと20分。山頂の雲は仕方ないでしょう。
せめて日だけは当たって欲しい…。(;人;) オ・ネ・ガ・イ

練習電の4両編成。日が差したり差さなかったり…。


下りの2両編成。正直山頂の雲は絶望的な状態。まあ、なんとなく予想できてましたが…

そしていよいよ…

雲がだいぶ被ってしまった磐梯山を諦め、青田に重きを置いた構図に変えました。まるで夕方のような…(´Д`) =3 ハゥーでもここで「あいづ」として今、撮れたことに意味がありましょう。485系国鉄色無き今、1日でも長く活躍してほしいものです。まずは冬の臨時快速に期待したいところです。

これでこの日の撮影が終了、撮影終了から5分、歩き始めた我々に降り注ぐ強烈な日差し…

そして磐梯町から郡山方面に乗った車窓から見える、雲がかからないすっきりしたい磐梯山のお姿…

撮り鉄あるある二題…・・・(゚_゚i)タラー・・・

帰りの車内は宴会宴会!…と思っていたのですが予想以上に混雑。とても一杯なんてできずに…それでもロングシートに座れた瞬間に始めちゃいましたけどね…

残る青春18きっぷはあと1枚。果たしてどこへ!いや、そもそも使わせてもらえるのか!?