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2014年5月21日水曜日

Focus Diary 003

あみだくじを照らす


鶴見線はシングルスリップのポイントがたくさんあり

特に安善駅や浅野駅には数多く残っています。

複雑な線形はこの路線の紆余曲折を現すひとつの博物館のようです。

2014年5月18日日曜日

鶴見線散歩旅 ~海芝浦-鶴見を歩いて その2~

五月晴れはお散歩日和♪
前回の続きです。
鶴見に着きまして、撮影地を目指すもののまだ誰も同業者はおらず。
それまで特に列車も来ない。
さらにめちゃくちゃキャパ広い。

むむむ。。。これは歩いてきてよかったんじゃなかろうか!?(´Д`;)
しかし今更、浅野までは歩けまい…。
ならばとりあえず国道まで!
と、(この頃は)元気に鶴見川を後にし、鶴見駅、さらには国道駅へと向かいます。

鶴見駅の駅ビルで気になった案内板
鶴見線の前身となった鶴見臨港鉄道の本社のようです。
不動産業一本でやってらっしゃるとは聞いていましたがここにあったとは。
戦時中に国鉄へ吸収された鶴見線。
幾度と無く払い下げ要請も行われましたが相手にされず。

しかし近年、会社側に払い下げの打診があったとの噂も。
それに対して「ふざけるな」と一喝。
かつて旅客線や貨物線として臨港地区に大きな影響を与えた路線も、その開発の遅れなど後手後手にまわりすっかり寂れてしまった印象はぬぐえません。
鶴見臨港鉄道からしてみても今更、だったのでしょう。あながち「噂」だけとは言えなさそうです。

さて、ここから国道駅を目指していると右に見えるのが総持寺・鶴見大学の敷地。

その、ちょうどお向かい辺りに位置するのが鶴見線の廃駅 本山駅 跡
電車の中からも見ることが出来ますし、線路をまたぐ弧線橋からも垣間見ることが出来ます。
本山駅跡を通過する鶴見線。ホーム手前の階段が下の改札へつながっていたようです。
ではこの階段の下はどうなっているかといえば…
橋脚の中央部に傾斜がついていますが、これが階段跡(反対側より)のようです。
では入り口側へと…
ちょっと見ずらいのですが、ホームからの階段はベニヤ板によってふさがれていました。
丁度この辺りに改札などがあったのでしょうか?
本山駅 跡 全景。現在はバス会社の駐車場になっているようです。

ここからは大きな弧線橋をわたり東海道本線の反対側へ。
すると国道沿いに見えてくるのが
国道駅(そのまんま)

駅入り口には太平洋戦争の際に受けた機銃掃射の跡も生々しく。



高架駅の下は昔ながらの長屋作りで、今で言う「エキナカ」でしょうか?
残念ながらほとんどのお店が営業しておらず、現在は1店だけ。
(しかもその1店が最近私のお気に入りであるという…)

さあ、国道駅に着けば次に目指すは隣の鶴見小野駅!!
となるのですが、残念ながらタイムアップ。
鶴見川に戻り撮影をせねば…
じつはこの後、各駅ごとに鶴見川に戻り撮影をするという前代未聞の遠回り散策が続くのです。
これが後々に響いてくるのですが、当初は「意外と各駅間の距離が短いから平気!」と強がっておりました。

国道駅] ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄ー ̄)┘鶴見川

      パシャ

鶴見川 ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄ー ̄)┘[国道駅

さて国道駅からリスタート。
途中、鶴見川(撮影地よりも下流)を渡ります。
あ~、船かなんかで移動できたらねえ…
 くたびれたキュービクルもちらほら

鶴見線、とは思えない光景。住宅地。
鶴見小野駅は沿線随一の住宅街だそうです。それもかなりきれい…。
新興住宅地側(鶴見行き側)の駅舎。
大変小さいのですが、乗降客も大変多いらしく、隣にある弁天橋区から駅員さんが派遣されて出入札の業務が行われています。無人駅の多い鶴見線では珍しいこと。

旧市街地側の駅舎。
こちらは昔懐かしいスタイル。
丁度、弁天橋区の方が一度事務所に帰られるところでした。

それでは私も91レを撮りに鶴見川へ…

鶴見小野駅] ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘鶴見川

      パシャ

鶴見川 ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘[鶴見小野駅

今日は暑いねえ…

さて鶴見小野から弁天橋へ。
弁天橋といえば弁天橋運輸区もあり、鶴見線の要となるところです。
鶴見小野駅の旧市街地を抜けて
昔ながらの商店街を抜けます。
このアーケード街、まだまだ元気!(≧∇≦)ノ彡

しかし、あっという間に…
あ、ここは鶴見線だったんだな…と思い出させる踏切、トラック、工場の煙突。
そう、これが鶴見線、でした。

さて踏切から線路沿いに進むと…

やってまいりました、弁天橋区。

いや、しかしこの頃になると私の左足が悲鳴を上げ始めまして、痛くてそれどころではなく…。
手早く見学して弁天橋駅へ。
GoooooooooooooooAL!!!!

…としました。
いや、この後はまた鶴見川へ帰らなきゃいけないし、そこから浅野なんてもう…(涙)


 それにしても、駅前はなにやら立派な駐輪場、そして大型の商業ビル、さらには大きな会社。
ちょっと今まで見てきた鶴見線の駅前とだいぶ違う印象です。
駅の中は相変わらずですが…

さてこれにて今回の鶴見線散歩旅は終了ですが、私はまた鶴見川へ帰らねば…
ということでなぜか徒歩で…

弁天橋駅] ~ε~ε~┌(|||´Д`)ノ 鶴見川

      パシャ


今日はこれで終わりでいいよね…(*´-ω-`)・・・フゥ

ご褒美に一杯、呑みに行こうじゃないか!

国道駅のガードしたまで歩いて!(; ̄д ̄)ハァ↓↓



(注)今回の散歩旅で、歩いていない鶴見線の区間は浅野~弁天橋だけになりましたが、あまり記録をしていないこともありますので、何れ弁天橋~浜川崎で再チャレンジしたいと思います。

鶴見線散歩旅 ~海芝浦-鶴見を歩いて その1~

海に近い駅とはよく言ったもの

先日(5/16)、首都圏の重連運用を撮影するために鶴見川へ赴いた次第ですが、撮影したい各列車の間隔が2~3時間と大変長く、また同所にいてもさほど多くの貨物列車が来るわけではないので時間がもったいない。さらに暑いの何のと…とてもひとところにいられるような環境ではございません。

じつは早朝に大川支線徒歩の旅の続編として海芝浦支線を歩いてきた次第。
「ん~、これだけ時間があれば少しは進められるんじゃないかしら…」(-。-)ボソッ
ということで巡り順はおかしなことになりますが海芝浦~鶴見 完歩に向けてお散歩開始(´▽`)ノ

まずは浅野駅から海芝浦行きの電車に乗ります。こちらをごらんの方でしたら既にご存知かと思いますが、終点の海芝浦駅は駅が東芝敷地内にあり下車することが出来ないのです。なので歩き鉄をするにしても実質、隣の新芝浦駅からになってしまうんですね、残念。しかしそれではあまりにもさびしい…そこでとりあえず海芝浦へ向かってみようということで、おそらく18年ぶりの海芝浦駅訪問でございます。

扇形をした浅野駅のホームになだれ込むのは海芝浦行きの3両編成。
昼間はあれだけ閑散とした路線、昼間の海芝浦行きなど2時間に1本程度、大川行きに至っては1本も走っていませんが、朝はさすがにこの通り。役割がはっきりしとりますなあ…。

浅野駅から電車に揺られること、わずか3分。
7:42 海芝浦駅到着。
あれれ…これは歩いても大した距離が無いんじゃないですか…?(・・;)

まあ、それはそれとして、ココにはひとつの楽しみがあります。
私が以前来たときには無かったのですが、今は海を臨む公園がオープンしていると。
せっかくですからね、それくらいは見ていきましょう。
(ちなみに駅構内は不用意に撮影できません)
今、やっと7:45…
早起きは一文も得せんかったぞ。

まあまあ、しゃあない。すぐに折り返しの切符を買いなおして(改札に立っている守衛さんに声をかけて購入します)いざ隣の駅の新芝浦へ。

工場敷地内に張り巡らされた専用線跡。一部はまだ現役のようです。
そして
シキがいた!!
そう、この日は先日行われた変圧器輸送で使用されたシキ180の返却回送の日。
本当はこの返却回送も撮る予定でしたが、別件を優先し今日はパス。
歩き鉄のスタート地点、新芝浦駅に到着。
先ほどのシキも駅構内から見えます。どうやって搬入するんだろ。今度は新芝浦で変圧器の搬入を見てみたいものです。

小さく、少し寂れたような外観の駅ですが、電車が到着すればこの人だかりですよ。
遠くからはラジオ体操の音が聞こえます(これは早朝の鶴見界隈では基本ですね)
そんな中、歩き始めます。

東芝やJFE関連の工場が多い中、一際目立つ運河上の構造物。
鶴見造船所だそうです。

…と、その時
いやー、焦っちゃってまともに撮れませんでしたが(ぇ
ここで海芝浦支線がすれ違っていきました。
昼間はあんなに閑散とした路線で、そして大川支線のように単線ならわかりますが、ここは複線て…バランスがおかしいなあ、とは思っていましたがきちんと複線が活用されるほどの輸送力が必要だったわけですね(後続の海芝浦行きも満員でした)納得納得。

そんなこんなで見えてきたのは…浅野駅。
あ~、やっぱり大した距離無かったかあ。。。

ならばこのまま鶴見まで歩いてみようか!?(・∀・)オォッ!
とは思いましたが、この後の撮りたい列車が(自分を含めて)撮り鉄の皆さんで賑わいそうなので早めの場所取りを優先、ココからは電車で鶴見を目指します。

鶴見に到着。
折り返しの電車はまたたくさんの人を運んで工業地帯へ。

この日の歩き鉄、まだまだ続きがあります。
それは次回!

2014年5月17日土曜日

Focus Diary 002

記憶の彼方に見た光景

ご存知、鶴見線国道駅です。

高い屋根

木造の改札口

首都圏にこのような駅が現存する

しかし工業地帯目前に控えるこの駅は通勤客も多く

さながら終戦直後~昭和中期にタイムスリップしたような

愛しい時間

2014年5月13日火曜日

特大貨物輸送を狙う ~鶴見線 安善・浅野界隈~

シングルスリップのメッカ・鶴見線

たまたま前回の更新が八丁畷を中心とした懐かしの貨物

そんな事とは関係なく鶴見線にて変圧器輸送が行われるということで…
これまでに何度かトライしようと思ったものの、だいたい仕事が入って無理。

ということだったのですが、今回はたまたま休み(゜∀゜)オォッ!!

…が急遽仕事に…orz

いやいや、ここまで気分盛り上げておいて行かないわけにはいかんでしょ!
そこで時刻表とにらめっこ…
ん~、京成があるじゃないか!!
間に合う!!

ということでささっと行く鶴見線撮影行です。

今回の変圧器輸送は「シキ180」という特大貨物用の貨車を使って行われます。
おおよそのスジは
浜川崎928→安善936/948→浅野953/1035→新芝浦(東芝)1040
というものです。

狙いとしては安善で1枚、安善~浅野で1枚、浅野の出発時に1枚です。
特に安善~浅野間は撮影したことが無いのですが、何度も歩いていて「ここなら!」と目星はつけてあります。

まずは安善駅で待ち構えます。
米タンと同じ線へ入ると思われるのですが駅からの撮影は光線状態がきつい…
今回は安善通り踏切から狙います。ここは既に10名ほどの同業者。
ん~、やっぱり横から見ないと迫力が伝わらない、このデカサ。。。

さて同所を早々に撤収し隣の浅野駅に向かって歩き出します。
隣駅と言いましても歩いて10分かからない距離です。
2箇所目のポイントは以前から気にはしていた
旭運河。
水の色がいかにも工業地帯…(´д`;)
ここで工業地帯をバックに…と思ってカメラを構えると
意外と工業地帯の雰囲気が出ず、むしろ手前の釣り船が引き立っちゃう。

え~い!時間も無いから今日はここで勘弁したる!

いや、いつかは鶴見線を「ばりばりの工業地帯臭」で撮りたいのですが、現状ではなかなかうまく行かず、「もっと歩かなきゃなあ…」と反省してると…
来ました!!


 ゆ~っくりと過ぎていきます。
架線柱が邪魔ですが、あるものは仕方ない。
「江戸前の特大貨物輸送」一丁上がりです!!

さてここから徒歩1分、浅野駅に到着です。

大きく弧を描いていく先は新芝浦・海芝浦。
本日の変圧器の目的地はこの先ですが、今日は時間の都合で浅野駅で撮ります。
いつかの大川支線のようにココもしっかり歩いて記録したいものです。

操車係が合図すると姿をあらわす…

そしてあっという間に
新芝浦へ。
ところで荷には「加圧中」とありますが、どんな状態なんでしょう??
とにもかくにも駆け足の特大貨物輸送撮影、このあとは仕事ですので大急ぎで帰宅。

また週末に来る予定です。