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2017年11月1日水曜日

Focus Diary 028 紺碧のもと

Focus Diary 028 紺碧のもと

月末にかけて相次ぐ台風。
被災された方の一早い復興復旧をお祈り申し上げます。
そんな10月は文字通り「秋雨」続き。列島各地、なかなか晴天を見ることはありませんでしたが、諸用のあった10月初旬、私は奥多摩の地にありました。ええ、諸用のついでですが。

一度は撮ってみたいと思っていた青梅線の軍畑鉄橋。
トレッスル橋という造りで、かつては山陰本線の余部鉄橋が有名でした(現在は建て替え済み)
思いの外の好天にカメラを天空に向けパシャリ。短い時間でしたがいい空気に触れられました。
平成29年10月1日 青梅線 二俣尾〜軍畑

こちらがお目当てにしていた構図。
残念ながら光線状態はなかなか良くならないようです。
ちょっと傾いてるし…。

2017年10月8日日曜日

ちょっと夏休み2 〜北のローカル線 撮影&乗車記〜



早いものですでに10月。もはや「夏休み」というフレーズに違和感しかありませんが…前回の続きです。

留萌で折り返しの列車を待つこと1時間。

先ほどと同じ車両で深川へ戻ります。
あたりはすっかり暗くなり、車窓を楽しむこともできませんので…


ちょっと早めの晩酌&かなり遅めの昼食…。やはり北海道、ここはクラシックで乾杯!
そして深川からは特急のカムイで一路札幌へ。

本日のお宿はこの札幌に。

そして少し遅い時間になりましたが改めて晩酌を求めて街を彷徨います。

たまたま宿泊したホテルの近くにあったのは評判の居酒屋さん。




北海道=新鮮な魚介、と連想されますが(もちろんお刺身はうまかったぞ)
実は野菜天国・北海道。アスパラやジャガイモ、北の味覚を満喫。翌朝は早いってえのに気付いたら閉店時間。はよ寝なきゃ…


8/31

早朝の札幌駅。
そういえば前回訪れたのは20年位前。あの時は駅前再開発で工事箇所の連続でしたがすっかり見違えておりました。


ここで乗り込むのは石狩当別行きの札沼線。
今回の目的地はこの札沼線、ですが「この」札沼線ではありません。
勘のいい方はお分かりでしょうが札沼線は現在、札幌のベッドタウンとして住宅街が広がっております…のも学生が多い北海道医療大学駅まで。
その先は閑散路線となり、特に浦臼駅〜新十津川駅はなんと1日1往復のみという現状。昨日乗車した留萌本線共々、廃線の危機にさらされているのが現状です。
この新十津川駅も学生時代に完乗を目指して一度乗った路線、それ以来の乗車となります。

石狩当別で慌ただしく乗り換えたのは浦臼行き。

快晴の田園を進みます。


終点の浦臼で下車。
ここに何かある、というわけでなく衝動的に乗り換えた浦臼行き。ここで新十津川行きの始発列車&終列車を待ちます。

ただ待つだけでは面白くありませんので、今乗ってきた列車の折り返しをどこかで撮影したいものです。市街地をふらついて見つけたのは小さな橋梁。
周りは田園に囲まれ、少し抜けがよければどこでも撮影地になるだろうと目算しておりましたが、ここも良さそうです。程なく踏切が鳴り…

札沼線のキハが撮れました!

行き当たりばったりの撮影でしたが「果てし無い大空と広い大地」のもと、夏らしい1枚が撮れました。

さて、このあとは新十津川にむかう始発&終発列車を待つのみ。

浦臼駅に戻り、爽やかな風の中、列車を待ちます。




この1両の新十津川行きに乗客は約20名少々。
意外と乗ってるな…ということ以上に所謂「同業者」と言われる趣味人だけでなく地元の方もそれなりに乗られていたことが前日の夕張支線と大きな違い。事実、終点・新十津川までにも数名の乗降があり、想像していた姿とは少々異なるものでした。



新十津川駅に到着すると出迎えるのは地元の保育園児。
毎朝、到着する観光客(といっても同業者ばかりでしょうが)に手を振り、子供達が書いた札沼線の絵葉書を手渡してくれます。私も1枚いただきました。

さて、この新十津川、私にとってはこのたびの最終目的地。実は今日中に帰らねばなりません。で、この札沼線で折り返すと帰れないんです。

そこで…





新十津川駅より300mほどのところにある新十津川町役場よりバスに。
向かったのは函館本線の滝川駅。
実は新十津川駅と滝川駅は4kmほどの距離にあり、こうした背景から新十津川の方も滝川駅(函館本線の主要駅)を利用するため、札沼線の超閑散区間もさほど問題ないのかもしれませんね。それでも雪の積もる冬季はどうなのだろうか、と。

その滝川駅より帰り道がスタート。

まずは網走からやってきた札幌行きのオホーツクで札幌へ。
あ〜、網走まで行きたいもんですねえ。

札幌からは特急北斗に乗り継いで南下。

車内では遅めの朝食、いや昼食だな。
大変豪華な内容ですができればおつまみがたっぷりあるような内容がよかったな…

ちなみにJR北海道管内では数少ない車内販売がこの特急北斗には乗車しています。ゆえにビールのおかわりも気ままに。。。



函館本線を南下し、見えてきたのは駒ヶ岳、そして大沼。
この日の道南、これ以上ないくらいの好天で実は複雑な思い。

というのも、この日は札幌から函館まで函館本線(通称・山線)経由で臨時特急「ニセコ」が運転。
今や貴重な存在となったキハ183のスラントノーズの運転ということで大変興味ある被写体でしたが、良い撮影地が見つからなかったこと、実は前日に足を痛め撮影地までの徒歩が不安だったこと、そしてもちろん札沼線だけは今乗っておきたい、前日までその行程に悩みましたが今回の撮影はパスとなった次第。しかしこの好天を見ると…うーん、もったいなかったかな…



終点函館…ではなく新函館北斗、かつての渡島大野から北海道新幹線初乗車です。

この先が札幌につながります…。


もはや昼食だか夕食だかわからない駅弁がラストランを飾ります。


ここから青函トンネル。

ただいま本州。

ただいま現実。

今度は…もう少し足を延ばしたいなあ…。

2017年3月30日木曜日

春間近!! 〜初春の富士山撮影記〜

…でも、また雪降ったね…

先日の久留里線、実は青春18きっぷを使用しての旅行でした。お膝元千葉とはいえ18きっぷならではの回り方をした旅はやはり格別。しかしこうなると気になるのは…残り4枚の使い道。うち2枚は妻との近場への日帰り旅行に(これがなければ18きっぷは買ってなかったかな)。さて残り2枚の使い道は…以前から久しぶりに乗ってみたい路線、撮りたい場所がありましたので今回使ってみましょう。

3/22(水)

始発を乗り継いで降り立ったのは国府津駅。空には雲ひとつなくまさに快晴。
この天候、この駅、勘のいい方はお分かりでしょう。


国府津駅から乗り継ぐのは御殿場線。

しっかりと先頭にかぶりつき。
そしてその前方に見えたのは…

富士山!!!
これまで何度も裏切られてきた富士山、この日は覆うものは一切なし。高まる期待を抑えられずにいられません。


かつては東海道本線の一部であった御殿場線は箱根の裾野を抜け一路御殿場へ向かいます。

そして私の目的地も…

この御殿場。
御殿場駅を降り慌てて飛び乗ったのは…

タクシー。
なんとも慌ただしく移動を重ね、セッティングもままならずやってきたのは…


御殿場線 御殿場〜足柄
小田急MSE…と立派な富士山!
そう、この御殿場駅から2kmにある有名撮影地が来てみたかったところ、そしてこの恵まれた天気は千載一遇のチャンス。この「あさぎり」は私が御殿場駅を出た15分後にはこの撮影地に来るということもあって、徒歩では間に合わないだろうなあ、と。こんなチャンス、なかなかお目にかかれませんからね、奮発しちゃいました。

御殿場線 御殿場〜足柄
そして続く後追いの普通電車は少々遠景から。
1スパン、遅かったかなあ。ただでさえ目立たないステンレス車両、埋もれてしまってる印象です。

御殿場線 御殿場〜足柄
最後は車両も大きめに、富士山バック。先ほどの「あさぎり」で撮られていた方がいらっしゃったのでちょっと真似をしてみましたが、カッコイイ!!

さて、この時点で時間はまだ10時。せっかくの青春18きっぷ、せっかくの好天ですから少し早めに歩みを進めたいところ。早々に切り上げて今度は徒歩で御殿場駅へ向かいます。

途中で視線を感じるなあ、と思ったらこいつでした…


御殿場駅にはかつて御殿場線で活躍したD52が保存。D51がデゴイチならこちらはデゴニ??

そしてこの御殿場駅から乗るのは下りの沼津行き。車窓を眺めていると単線の線路脇には広いスペースが…かつては複線だったようですが戦時中の徴収の影響で単線化された名残のようです。

いやあ、何回見ても綺麗だぞ、富士山。

そして沼津からは下りの東海道本線に乗り継ぎ…

富士で身延線に乗り換え…そう、今回久しぶりに乗ってみたかった路線がこの身延線。
確かに一昨年の夏にも乗りましたが当時は富士宮まで。今回は甲府まで楽しみたいと思いますが、まだまだ早い時間。途中で富士山とのコラボなど撮影しつつのんびり行きましょう。

…ということで下車したのは富士駅から程近い竪堀。ここから徒歩圏内には身延線屈指の富士山コラボ撮影地があるということで訪問。

撮影地からは相変わらずの富士山。しかしよく見ると東側の御殿場で見た富士山とはやはり少し違った様相。個人的にはこちらのバランスの方が好きだったり…

早速セッティング。ローカル線と言われる身延線ですが、富士〜西富士宮は都市間の輸送を受け持っており、意外と本数もあるのでちょっと慌ただしい。

身延線 竪堀〜入山瀬
まずは下りの特急ふじかわ。
バランスよく取り込めたかな、と自画自賛。しかし「向こう側」の線路ということで若干足回りが隠れてしまっています。
ならば、と…

身延線 竪堀〜入山瀬
今度は上りの普通列車。
ん〜、もうちょっと引かないと、寄せないと中途半端な印象ですね。これは残念。
そしてラストチャンスの上りふじかわは思い切って近づいてみることに。

身延線 竪堀〜入山瀬
予想以上のスピードで走りこんでくる姿に慌ててシャッターを早切り。編成の後部は切れ、構図も残念。近場でしっかり編成写真を撮ることに疎くなっていた証拠ですねえ…。
最後は少し不満の残る結果でしたがこれほどの富士山を前に不満もあるはずなく上機嫌。この日の撮影は早々とこれにて終了。身延線を北上します。



身延線は富士山の西側を巻き込むように走る路線。前回の訪問では拝むことのできなかった富士山が進行方向右側に頻繁に映ります。ちょっと雲がかかってきているようです。先ほどの竪堀での撮影のタイミングでなくてよかった…。

そして次なる下車駅は富士宮駅。
ここで少し遅めの昼食となれば…

当然富士宮やきそば。
前回の訪問時も食しましたが、味・ボリュームともに今回は大満足。

前回は富士宮から拝めなかった富士山もこの通り。聞けばこんなに富士山に近くとも、見える時期は限定されていて夏場はほぼ見えないのだとか…どんだけ照れ屋なんだ…。

富士山撮影を満喫、早めの晩酌支度とともに身延線の旅は続きます…。