桃源郷を追いかけて～中央本線～

昨日は久しぶりの撮影行きとなりました。
実は北王子線以来、つまり改正後、初の撮影となりました。

地元では桜が咲きあふれ…いや、正確には散り始めてしまいましたが、豊かな気候を持つ日本、まだどこかで咲き誇っているはず！と調べていると山梨県の情報が入ってきました。
なんでも桜ではないのですが一面に咲き誇る桃が素晴らしく、そこに富士山が写り込むかも、と。
桃といえば「梅・桃・桜」という順番で咲いていく、というのが私にとって定説でしたが、どうもその限りではないそうで。

そんなわけで改正後の最初の撮影は「富士と桃とブルサン」(好き嫌いは別にしてね)となりました。

4月9日、いつもどおり始発で出発。
いつもと違い新松戸から武蔵野線へ乗り換え。
しかししばらくして「線路内に人が立ち入り」の報。
熟睡していた私はさほど気にとめていませんでしたがレイクタウンに20分ほど止まっていたようです。
西国分寺～高尾で乗り換え…で気づきました。目的地着が1時間以上遅れるということに(汗)
まあ、焦ってもしゃあない。高尾で乗り換えると…

運がいいのか悪いのか…全廃も近くなった115系、通称「山スカ」でした。

上野原を出ると学生さんはほとんど降りてしまい、残るはトレッキングを楽しむ中高年の方のみ。

ゆったりとボックスシートに腰を下ろして弁当と車窓を楽しみます。

大月で乗り換えのため下車。丁度解決作業が見られました。ビデオ持ってくればよかったなあ。

しばらく進むと中央本線の大パノラマ続出。雄大な景色にしびれました。

(車窓より)勝沼ぶどう郷は満開!素晴らしい桜並木でした。

そして最初の候補地、春日居町にて下車。桃は種類によりますがまばら。加えて気温が上昇したこともあり富士山は霞の中へ。ん～、ちょっと残念…

 たまたま駅前に足湯があり次の列車を待ちます。

そして桃源郷と名高い新府へ、富士山が無理ならせめて八ヶ岳が！！

…見えねえ…(涙)

桃が！！！

…咲いてねえ…(号泣)
早々に見切りをつけないと何も得られない、ということで返しの列車を待つと

お久しぶりです。房総では世話になりました211。まさかこんなところで(笑)
ちなみに背景は鳳凰三山です。こちらは多少見えてましたね。

さて竜王、甲府、再び春日居町で下車、最終撮影地に選んだのは…

勝沼ぶどう郷。

しかしホーム端は人でも多くかなり危険。あまりいい写真も期待できないので撤収→元小田急RSE甲種狙い、も考えながら改札外へ。
何人かの同業者の方と談笑すると「今日が今シーズン最高の桜」ということで…ん～、じゃあもうひと頑張り、とカメラを構え直します。

天気はいいんだけどなあ…　桜吹雪も素敵です。

そして決めたポイントで

山スカ115は3連だったのでうまくフレームインしました。ついてましたね。
私はこれにて撤収。片道5時間近くかかりますからね、これで帰っても19：30すぎ。
今年はもう無理でしょうが…いつか桃源郷、お目にかかりたいものです。