2013年8月11日日曜日

再・鶴見線探訪

連日、うだるような暑さが続く中、以前より録輔氏と企てていた撮影の旅、行ってまいりました。

表題の通り、鶴見線、でございます。

私は6月に続き今年2度目、録氏は実に10数年ぶりの訪問となったようです。

この鶴見線、前回も書きましたが、かつては実に多くの私有専用線を張り巡らせ、また朝の通勤ラッシュとは全く別の顔を持つ昼間の姿、頭上に張り巡らされた無数の高圧線。同じ日本で、はたまた東京近郊において見せるその姿はどこか私の日常と大きくかけ離れ、まるで海外に行くかの如く好奇心を駆り立てられる思いです。

今回は鶴見線内に集中し、先日と同じく石炭列車、米タンの撮影に加えて、安善エリアでも散策してみたいと思います。

まずはもはや定番となった熊谷からの石炭ホキ、5764レを浜川崎にて。


3日ほど前から原色64-1000の充当が期待されていましたが狙い通り。この運用は機関車のやりくりがわかりやすいので助かります。
さらにこのポイント、画像はトリミングしてありますが、車形のうねりもよく出ていて個人的には大満足のポイント。今後もお邪魔します。

撮影の合間には南武支線の運転士の方としばし談笑。
空気も悪いし、暑いし、いいことはなにもない!とおっしゃってましたが実に素敵な笑顔。この時間に我々がどれだけ満たされたことか。

後ほど、浜川崎駅前の踏切にて列車の通過待ちをしていると先ほどの運転士氏。大きく手を上げ笑顔で合図してくれました。『熱中症で倒れるなよ!』ということでしょうか?

さて、我々、その熱中症とぎりぎりの闘いをしつつ、次の目的地、扇町。
先ほどの5764レの入れ替えを扇町駅前踏切にて待ちます。




DE11に曳かれ到着。貨車から機関車を切り離して機回し。



推進にて専用線へ。
これら一連の作業は前回訪れた際は見ることが出来ず、大きな収穫となりました。

欲を言えばDE10原色で見たかったなあ…

さてこの後、扇町駅前の小さな食堂でしばしのランチ。
それにしてもさすが、数々の労働者やトラックドライバーの胃袋を満たす食堂、安くてボリューム満点、しかもうまかった。
安善、白石界隈を歩いたときにも感じたがこの辺りにはよく目を凝らせば小さな食堂が点在している(半数はやっているのかわからないが)。実に興味深い。次回はこの辺りで…なんていう目標も出来た。

さて昼食後は白石方面へ

途中の昭和運河で先ほどの返し、5783レを見送る。
安善にて。拝島から空のタンク車、8286レが到着。この日はいいのか悪いのか代走EF210-125…。正直、この牽引で当日の米タンに対する情熱はそがれた訳だが…

ここで入れ替えを担当しているのが先程から見てきたDE11-2002。
こちらについてから建物の影で何やら動いているのはわかったが、どうやら旧浜安善の辺りに米軍関連施設があり、そこから燃料の送り込みを行っている模様。
ん~、今回は見られなかったが次回に向けて大きな収穫となりました。この瞬間、次回の目的地が『浜安善、大川を巡る専用線跡、徒歩の旅』となりまして…

さてあとは浜川崎に戻り熊谷からの配6794を待つだけとなりましたが、どうも様子が変。

当日、愛知県内で発生していた豪雨の影響で東海道貨物線のダイヤがずたずた、比較的平穏だった関東管内のダイヤも東京貨物ターミナルの容量の問題からか大きく遅延。いつまでたっても6794レは来ず、その代わり…

遅52レ、福通レールエクスプレス。おそらくこの時間帯の走行は初めて。相当焦ったのか露出ずたずた…orz 実は他にも佐川レールカーゴも未着でしたがこちらは横浜羽沢で動かず。さらに…

この日は諦めていたEF200-8。遅1066レ。個人的にはこの日一番の収穫となっております。

さて、奥深き鶴見線、前述の通り次回は安善~大川付近を『もう少し涼しくなってから』挑戦したいと思います。













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