2013年6月16日日曜日

南武線・鶴見線 貨物の旅



ちょっと前、6/11の話になりますが3ヶ月ぶりに撮影のプチ旅行を敢行いたしました。

当日はあいにくの天気。

妻も「最近、あんたが出かける日の天気、ひどくない?」と。

確かに今年に入って「さあ、撮影じゃあ!」と雄叫びを上げれば崩れます。
前回、3月中旬でしたが、天気が悪いとかどうとかではなく「煙霧」なる非常に珍しい、かつ大迷惑な状況で撮影どころか帰宅の足を心配せねばならず、ということもありました。

今回はその3月にやり残した貨物列車の撮影、あとは定番の小田急線内に的を絞り出かけてまいりました。



尻手にて。5764レ。熊谷からの石炭輸送列車です。聞けば石炭輸送も国内ではこれ一本のみ、と。かつて日本の産業を支えてきた石炭ですが、時代の流れに逆らえず。現代では貴重なワンシーンとなってしまっています。
先ほどの5764レを追いかけて浜川崎、そして扇町へ。ここでは熊谷へ返却する空のホッパー車と入れ替えを行います。左奥に見えるのが先ほど熊谷から到着した石炭ホキです。
扇町…じつは学生時代にたびたび訪れたエリアでもあります。なんといいましょうか、昭和の高度成長期を支えたこのエリア、平日の喧騒、休日の静寂、どこか匂うガス臭。全てが私にとって「非日常」であり、「刺激」でした。

あれから15年。今も変わらぬ姿で迎えてくれました。

ただ、当時と大きく変わったのは、街中に増えた廃踏み切りの数々。
かつて鶴見線から各工場へ引き伸ばされた専用線は現在、その多くが役割を終えトラック輸送へと転換されていきました。残された道床は時代を物語る遺跡として、しかし朽ちていくのみ。いつかまた、こうした専用線にもスポットを当てたいものです。

折り返しの5783レ。昭和駅至近の運河上にて。このホッパー車が熊谷まで空の状態で返却されていきます。

この頃にはだいぶ雨足も強まり渋々移動。
安善の石油基地などを眺めながら鶴見へ。

鶴見にて。あつて新世代電機として期待された車両もあまり普及せず。数少ない姿を見せてくれましたが編成写真は撮れず。雨中、遠目の撮影なので…「ブンッ!」 ←レンズを振る音

さて再びの尻手。
熊谷からの配給 配6794レ。本日の牽引がPF2121なのは運が良かったのか…そもそもPFを鹿島でしこたま見てるわけで。この日の配給はコキ2B+ホキ3B。
こういうバリエーション豊かな編成が楽しめるのはちょっとうらやましすぎ…。

さてこの日の貨物の〆は…
平間にて。8277レ。通称「米タン」です。

この日はこれにて終了、この後は小田急線へと移動していきました。

当日はあいにくの天気でしたが久しぶりの鶴見方面、久しぶりのテーマということでかなり積極的に動けましたね。大満足。

もうちょっと調べて次回はより深く楽しみたいものです。

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