2017年4月1日土曜日

Focus Diary 023 30年目

Focus Diary 023 30年目
1987年3月31日 上野駅

本当に違和感しか感じないのですが、JRがかつて国鉄という国有企業であったことを知らない、という若い方が年々増えています。…当たり前か。

そんなJRが発足して今日でちょうど30年目。
当時小学生だった私もこの日ばかりは、と小ちゃなカメラを持って東京駅と上野駅へ繰り出したことを今でもよく覚えています。


あの日は撮影地で撮影するとか、長距離移動するとか、性能のいいカメラで撮影するとか、ましてやネタ物を撮るとか…そんなことは夢物語の時代。
多分当時かなえられなかった国鉄型のかっこいい写真を撮りたい、てのが自分の根底にあるような気がして、今でも機会があれば国鉄型ばかり撮っている…ただの懐古主義者なんですね(笑)

表題の写真は当時、JR各社に向けて発車した「旅立ちJR号」のひとつ、JR北海道号。
確か上野駅のホームで「つばさ」を撮影していたら親切なお兄さんが教えてくれたような…
全国から鉄ちゃんが集まるこの日、どこへ行ってもカメラを構えた同業者が集まるこの日、このホームももちろん今でいうとこの「激パ」状態。もみくちゃにされながらなんとか撮れたのがこんな写真。いい悪い以前の写真。ですがいい思い出です。
今や混迷のJR北海道。
この分割民営化に際して当時から色々言われていたようですが、そんなことは小学生の私が知る由もなく。
ただ、当時も今も北の地は私の憧れで、たくさんの魅力が詰まっています。
そういえば当時、なぜか「つばさ」の発着番線が変わっていて不思議に思ったことが発端だったかな…。さすがに30年。記憶も曖昧です。


そんな上野駅の中央改札前では懐かしの品がちょっと展示されていました。

この黄緑色の長方形の札は中央改札口の頭上に所狭しと吊り下げられ、列車が出発する度に頻繁に出札係が差し替えていました。電光掲示板の今ではとても信じられないけど。



後日、幕張電車区(当時)で開催された撮影会。

このイラストは千葉鉄道管理局で発売された記念オレンジカードと同じデザインで、早朝から3時間並んで買った記憶もあります。実物は今…実家、かな?
まあ、当時から仕上がってましたね、私(笑)

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