備後落合駅の春
平成28年4月11日 備後落合駅
前回から始まりました中国地方の撮影記。今回のFocus Diaryはその中で通った備後落合駅のワンカット。
そもそも桜があることを期待してなかったのに咲いていたり、逆光なのですがむしろそのおかげで桜の花が際立ったり。
そんな備後落合駅。
前記事でもちょっと触れていますが、ここは山間のターミナル駅。かつては100人を超える駅員の方がいらっしゃったというほど、鉄道網の要所と言っても過言ではありません。
時は流れ周りの交通網が光の如く進化していくのに対して、この場所はむしろ少しずつ時計を逆回しにしていたのかもしれない、そんな錯覚を訪れる前から感じていました。
故に昨年来、ここに来ることは旅のひとつの目的でもありました。
かつては多くの職員が集ったであろう詰所らしき建物跡
構内踏切そばから西方を望む
今は誰もいない待合室
駅本屋入り口。本当にこれといって特徴が無いことが驚きであった。
芸備線ホームの建てられている待合室。かつてこの裏で名物の「おでんうどん」が販売されていたらしい。
東方を望む
芸備線ホームから見る左から新見行き、木次線宍道行き、三次行き
かつての遺構
少しわかりづらいが奥の草むらはかつての転車台で、現在もその姿は見ることができる。
一度は是非、冬の姿を拝見したいとふと思った昼下がり。列車は宍道へと向かいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿